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認知症になりやすい性格に気をつけて認知症予防

認知症になると寂しい老後になる?!

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将来、自分が認知症になってしまったらどうしようと不安に思う人が増えているそうですが、性格によって認知症になるリスクが変わるという研究もされているようです。

 

認知症といえば、理解する能力がおとろえてしまって、人によっては攻撃的になってしまうともいわれています。

 

攻撃的な老人になってしまうと、家族も嫌な気持ちにしてしまうし、施設に入っても周りとなじみにくくなってしまいます。

 

認知症によって寂しい老後にならないためには、どういったことに注意すればよいのでしょうか。

 

皮肉を言うと認知症になりやすい

海外の大学の調査になりますが、「人は他人を出しぬくために嘘をつくと思う」などの項目に「はい」と答えた人は、「いいえ」と答えた人より認知症の発症リスクが約3倍にもなったそうです。

 

他人を出しぬくといった行為が皮肉な人と考えられているようですが、日本で皮肉というと少し意地悪な返答をする人といったイメージがありますね。


皮肉屋な人は、他人に敵意を抱きやすい性格なので、ストレスに対する反応が高いそうで、脈拍や血圧が上昇しやすいといわれています。

 

脈拍や血圧の上昇によって、心臓に負担がかかりやすので、心臓病のリスクも高くなっています。

 

認知症と血液の流れの関係はとても深いので、皮肉を控えておだやかな生活をすると認知症の発症リスクも下げれそうです。

 

認知症に多い心配性

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女性は男性に比べて日常生活の心配が多いといわれますが、心配性で怒りっぽい女性は、アルツハイマー病を発症するリスクが2倍も高くなるそうです。


この研究では、女性の心配症はストレスが長期間に及んでいることが関係している、と考えられています。

 

この長期間のストレスは、うつとも関係していると推測されているようで、うつ病の人はアルツハイマー病の発症しやすさが普通の人の3.5倍以上もあるといわれています。

 

男性も心配性な人はいますが、女性は仕事だけでなく、子育てや親の介護といった家族とのかかわりやご近所付き合いなど、人間関係が広くならざるを得ない感じもします。

 

出不精、ひきこもりが認知症につながる

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もともと出不精な人は、普通の人よりも脳を使わなくなるだけでなく、血流が悪化して認知症になってしまう可能性が高いそうです。


体に良いとされる有酸素運動は、心血管機能を向上させるために記憶力をつかさどっている脳の海馬という部分の血流もよくする働きがあります。

 

速歩きでも十分効果があるとされているのですが、まったく出歩かなくなることで脳の血流は悪くなってしまい、認知機能も低下してしまいます。

 

ひきこもり人口が年々増えているといわれているので、現在ひきこもっている年代が高齢になったときには認知症の人口も爆発的に増えてしまうかもしれません。

 

美白が認知症の引き金になる

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紫外線は夏だけではないと年中、日焼け止めが売られるようになりましたが、美白を気にする人にも認知症の危険があるそうです。

 

実際にアルツハイマー病を発症した人は、発症していない人よりもビタミンDの量が低い傾向にあるという研究結果が出ています。


ビタミンDは紫外線を浴びることで体内で生成されます。

幸福感をもたらす働きがビタミンDにはあるので、不足するとうつ状態になってしまうともいわれています。

 

しかし、近年の日本では「美白ブーム」によって、女性の多くが慢性的なビタミンD不足になっているそうです。

 

アルツハイマー認知症は、心配性な女性が発症しやすいことも分かっているので、日焼けの心配はあまりしない方が良さそうです。

 

せっかちが認知症につながる

脳を広く刺激するのといわれている行動には、歩くことと咀嚼することなどがありますが、食べ物をよくかむ人ほど認知症になりにくいといわれています。


食べるのが人よりも早いせっかちな人は、食べ物を噛む回数が少ないだけでなく、うどんやカレーなどかまずに飲み込める食事を好む傾向があります。

 

咀嚼が不足してしまうと、脳への刺激も減ってしまうので認知症になりやすいそうです。

 

ガンコが認知症をよぶ

ガンコな人は自分の考えを変えることが難しいので、認知症を予防するためのことを素直に受け入れれないことが多いようです。


脳への刺激を増やすために、咀嚼回数の増える玄米に変えるよう提案したとしても「玄米なんて食べれない」「玄米にカレーをかけるなんてありえない」と、自分の概念を曲げることはしません。

 

こういった悪い生活パターンを変えられないというガンコな人は、素直な人よりも認知症になりやすいとされています。

 

認知症とパン好きは関係している

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最近はご飯が主食ではなく、パンが主食という人も増えてきましたが、認知症予防の観点からすると、パンの量は控えたほうが良いといわれています。

 

これは、小麦の品種改良過程で生まれたアミロペクチンという物質が、脳組織にダメージを与えるといわれているからです。

 

そして、小麦に含まれるグルテンには中毒作用があって、食べれば食べるほど小麦がさらに欲しくなり、アミロペクチンの摂取量も増えてしまって、脳が傷ついてしまう可能性があります。

 

アスリートでもグルテンフリーの食事をしている人がいますが、なんでも食べ過ぎは体に良くないということですね。

 

ほれっぽくない人は認知症になりやすい

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年を取ると恥ずかしく思いがちですが、恋心やときめきには認知機能をキープするという作用があるそうです。

これを逆に考えると、ほれにくい人ほど認知症になりやすいといえます。


年を取るごとに脳の神経細胞の数は減少していき、認知機能も低下してしまいますが、ときめきは脳の神経栄養因子という物質の分泌を促進するといわれています。

 

この神経栄養因子は、脳の神経細胞から突起が伸びて、新しい神経回路をつくってくれるすごい物質になります。

 

ほれっぽくない人は、この物質の分泌が増えることもないので、ときめきの多い人よりも認知症になりやすいといわれています。

 

恋をしてときめくのは異性だけとは限らないので、それは映画や盆栽など趣味に対してときめくのもありだと思います。

 

 

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