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YouTuber(ユーチューバー)は職業になるのか

YouTuber(ユーチューバー)になりたがる子供たち

数年前に大阪のある小学校で「4年生男子の将来の夢」を調査したら

第1位 サッカー選手

第2位 医者

第3位 YouTuber(ユーチューバー)

という結果になり、YouTuber(ユーチューバー)が入ったことに大きな衝撃を受けた覚えがあります。

 

大阪といえば都道府県のなかでも野球の名門校が多いはずなのに、野球選手が入っていなかったことも驚きです。

 

最近では、専門学校に「YouTuberコース」まで開設されているそうです。

ちなみにその専門学校は「インターナショナルメディア学院」で学院長はドラゴンボールのベジータ役の声優堀川りょうさんです。

 

 

なぜ職業でYouTuber(ユーチューバー)を選ぶのか

昭和世代の人には理解しがたいのが、なぜ職業としてYouTuber(ユーチューバー)なのかという点らしいです。

確かに、汗をかきながら、ストレスをためながら、それでもお金を稼ぐという昔の職業の概念からは外れているかもしれません。

 

実際に若い人のなかには、「やりたくもないことを仕事とするよりも、遊んで収入になるのならそれがいい」という考えが普通だという声がありました。
しかも、それが好きなことならなおさらYouTuber(ユーチューバー)に憧れるのかもしれません。

YouTuber(ユーチューバー)は稼げるの?

YouTuber(ユーチューバー)は動画を公表することで、動画広告の収益を得ることができます。

本業として動画収入だけで何億円も儲けている人もいれば、自称ユーチューバーの人もいるので、動画をアップした人がみんな稼げているわけではありません。

 

結論としては動画があたれば稼げますが、あたる動画を作れるかどうかはギャンブル性が高いといわれています。

 

2014年12月以降は広告単価が低くなったので、動画の再生回数が増えないことには稼ぐことが難しくなっています。

 

 

 

子供がYouTuber(ユーチューバー)になりたいと言い出したら

誰でも簡単になることのできるYouTuber(ユーチューバー)ですが、誰でもなれるということは、すでになっている人も多いということです。

すでにネタもやり尽くされた感がありすぎるので、他の人と違うことを!と考えると過激すぎることに手を出し、犯罪になってしまう可能性もあります。

 

そして、動画は誰でも視聴可能なので個人情報が流出するかもしれません。

顔を隠していたとしても背格好や動作、周りの風景などから個人の特定がはじまり、自分だけでなく家族の情報も流れてしまうことも無いとはいえません。

 

収入が安定するには人気YouTuber(ユーチューバー)になる必要があるので、子供の年齢にもよりますが、どこまで頑張れるか?稼げない間の生活はどうするのか?などをちゃんと確認して許すかどうかを決めることが大切です。

 

YouTuber(ユーチューバー)になってからも大変

芸能界でも輝いている部分だけ見ると憧れますが、やはり光があるところには闇も存在しています。

YouTuber(ユーチューバー)になったとしても、見ている人が全員自分を受け入れてくれる人とは限りません。

 

コメントのなかには心ない言葉が書き込まれたり、些細なことで炎上したりすることもあります。

そのため、精神的に病んでしまって動画を削除するYouTuber(ユーチューバー)もいます。

 

普通の職業よりも楽しくお金が稼げると思っている若者もまだまだ多いようですが、楽しんでお金を稼ぐことはできても、はじめから楽をしていては稼ぐことはできません。

色々な世代からYouTuber(ユーチューバー)も新しい職業と認識されるよう、犯罪行為などでニュースにでないことを願っています。

 

追記

2022年に行われた小学生「将来なりたい職業ランキング」では

第1位 サッカー選手   

第2位 野球選手

第3位 医師       

第4位 ゲーム制作関連

第5位 会社員・事務員  

第6位 ユーチューバー

 

といったランキングになっているようです。

まだまだユーチューバーは人気があるようですね。