ハンドクリームの選び方
冬場になると大活躍するハンドクリームですが、香りだけでなく中に入っている成分にも特徴があり、種類も豊富になってきました。
そんなハンドクリームですが、自分の症状にあったものを選ぶことが重用になるそうです。
・手に症状がない人
ハンドクリームであれば何でもOK
・手がカサカサする人
パッケージに尿素とワセリンが書いてあるハンドクリーム
尿素は、体にもともとある保湿因子で、水分を保持してくれる効果があります。
ワセリンは、皮膚の表面をコーティングしてくれるので、外からの刺激から守ってくれるのと、角質に水分を保持してくれます。
・手がヒリヒリする人
パッケージにビタミンEとヘパリンが書いてあるハンドクリーム
ビタミンEは、血行の促進効果があります。
ヘパリンは、刺激が少なく高い水分保持能力があり、血行の改善効果や傷の修復作用もあります。
ハンドクリームの塗り方
ハンドクリームをは夜寝る前に塗ると効果的なのですが、これは寝ている間は手を使うことがないので、その間に修復がされやすくなるからだそうです
人によって手の大きさが違うので、一回に塗る量は人差し指の第1関節の2つ分が適量とされています。
塗った後に少しベタつく感じがしますが、そのくらいの量をつけると手の潤いが保たれやすくなります。
ハンドクリームを塗る手順
①強くこすらず全体に優しくなじませるように手首まで塗ります。
②指の付け根から先までマッサージしながら塗り残しのないようにします。
③爪の横を圧迫して刺激し、指の間もマッサージして血行を促します。
②と③は指を一本ずつ丁寧に行います
手の甲にクリームを出してこすり合わせながら塗る人もいますが、手の平でマッサージするように塗ると体温でクリームが温まり、皮膚に浸透しやすくなります。
ハンドクリームを塗ると、冬場に起こりがちな静電気のパチっという刺激も防げ、爪も割れにくくなるといわれています。
手や指は、レジでお金を払うときなど、見ていないようで意外と目に入る部分になるので、まめにハンドクリームをつけたいですね。