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突然死の可能性がある脈拍数

寿命と関係している脈拍

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脈拍とは、心臓から血液が流れる際の動脈の動きのことですが、最近の研究では、脈拍が寿命を決めるともいわれています。

 

日中の平均脈拍数

男性 60〜80回/分

女性 70〜90回/分

 

血圧計にも脈拍をはかる機能がついていますが、血圧は気にしても、脈拍は気にしない人も多いようです。

しかし、血圧が正常でも、寝起きの脈拍数が多いと突然死のリスクが高まるといわれています。

 

脈拍と突然死の関係

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人の体のさまざまな情報を瞬時に教えてくれるのが脈拍ですが、どこでも測れる脈拍数は健康のバロメータになります。

 

脈とは関係ないと思われる消化器系の病気でも、脈が早いときには胃潰瘍胃がん大腸がんといった病気が隠れている場合があるそうです。

 

脈拍は運動した時や、興奮した時に鼓動を早めて血液を全身に送りますが、安静時に脈拍が早いと血管に圧力がかかり、血管が詰まるリスクを高めてしまうのです。

その結果、動脈硬化が進むことで、心筋梗塞脳卒中といった突然死と関係の深い病気になる可能性が出てきます。

 

脈拍のチェック方法

脈拍をチェックする時間帯は、脈拍が1番落ち着いているといわれる寝起きの1時間以内に行います。

 

寝起き(安静時)の脈拍基準値は61〜64/分ですが、これよりも多い場合には突然死のリスクも高くなります。

 

 安静時の脈拍と突然死のリスク

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夜中に何度もトイレに起きたりすると、眠っている状態から強引に起きることにな対応するため、脈が早くなってしまい起床時の脈拍数が上がることがあります。

トイレに何度も起きることと、睡眠不足は同じ状態なので、神経が高ぶり脈拍も早くなってしまいます。

 

他にも、寝起きの脈拍が高い原因に飲酒寝言いびきがあげられます。

どれも睡眠の質を悪くしてしまうので、どうしても寝起きの脈拍は高くなってしまいます。

 

安静時の脈拍を正常に保つ呼吸法

体をリラックスさせ交感神経の緊張を和らげる方法のひとつに、ゆったりとした呼吸法があります。

 

①イスに座りお腹に軽く手を当てる

②口をすぼめて8秒間息を吐きながら体を前に倒す

4秒間息を吸いながら体を起こす

④座った状態で2秒間息を止める

 

この呼吸法を寝る前と起きた後に行うと、安静時の脈拍が落ち着きます。