気になったことを深掘ってみた

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色の持つ特徴と効果

色が人間にあたえる影響

色にはそれぞれに特徴と効果があるといわれています。

人間は色を見ると脳に信号が送られ、見た色によって心や身体にも影響が与えられています。

 

色の持つ意味や特徴を知っておくと、服や小物、インテリアなどの日常生活に簡単に取り入れて活用することができます。

好きな色で自分の深層心理もわかったりと、色は目を楽しませる以外にも意味があるといわれています。

 

赤色(レッド)の特徴と効果

赤色は意識と熱情をかき立てる色で、生命のパワー、エネルギー、活力、興奮と関連していて、プラス面としては、力、喜び、幸せ、愛情などを増幅することができます。

 

赤色は炎をあらわす原色の一つで、緋色の深い赤は動物的な本性(卑しい肉体的な情熱)を刺激するともいわれています。

血の深紅色は生命における苦しみの側面を象徴、やわらかいピンクの色合いは、母性愛の波動を喚起することから、人情的で、強烈な熱をもつ色として扱われます。


赤色のマイナス面としては、恐怖、抑制のきかない情熱、性欲、過度の怒りなどがもたらされますが、活力が低下したときや、血液の循環が良くないときに利用することができます。

 

ただし、赤色は心を強く乱す可能性があるので、精神障害の人やノイローゼの人たちの周りで用いることは良くないとされています。

 

橙色(オレンジ)の特徴と効果

オレンジ色はエネルギッシュな活動の他に、創造性や野心なども刺激します。
また、誇りを育てるともいわれていて、自分自身や他人、動物、植物、品物などを保護する気持ちも育てます。 

 

ただし、オレンジ色に過剰にさらされると強い苛立ちを覚えるようになり、活動が落ち着かなくなってしまいます。


多くの果実や野菜がオレンジ色かオレンジレッドなことから、滋養物の色といわれていますが、鉱物の中では、原子を結合させる力としてはたらき、成分要素を引きつける力を象徴しています。 

 

黄色(イエロー)の特徴と効果

黄色はおもに喜びの色ですが、他にも知恵や知力、最も高度な直観力などを引き出す力があるといわれています。


金色のような側面の場合には、黄色は霊的な完全性、平和、安息を象徴しています。 

黄色は日光、若さ、喜び、歓楽の色でもあり、特質上、壁の色に用いると日の当たらない部屋でも明るく陽気な感じにすることができます。


黄色の果実と野菜は緩下剤としてのはたらきがあり、苛立ちを鎮めることができるといわれています。 

もっともプラスにはたらくゴールデンイエローは、深く霊的な特性を持っており、思いやりと創造力を引き出します。


マイナス面では、明るすぎたり、多用し過ぎたりすると、魂や神経に過度な刺激を与えてしまい、崩壊するくらいにまで精神を苛立たせる可能性がありますが、臆病、偏見、破壊的統治の色でもあります。 

  

緑色(グリーン)の特徴と効果

緑は自然の色といわれていて、初春の芝草や新葉の薄い緑色から成熟した森林の深い緑色まで見受けられます。 

緑色のプラス面は、鎮静、ヒーリング、平和、冷静をもたらすので、緑色は心身が疲れている人にとって安息となる色になります。

 

緑には強いヒーリング・パワーがありますが、マイナス面では利己心、嫉妬、怠惰を象徴しているので、濃くて暗い緑は意気を消沈させたり、身体を衰弱させたりすることがあります。 

緑色は痛みを鎮めるとも考えられているので、歯が生えかけた頃の幼児をなだめるのにも役に立ちます。

 

黄緑色は、精神面において寛大さを増幅させることができ、肉体面においては老廃物の排泄を刺激します。
春の緑は新しい生命、再生、幸せ、喜びを象徴しているので、暖かくなるとやる気が起きるのは緑色の影響もあるといわれています。 

 

青色(ブルー)の特徴と効果

青色は聖なる気づき、真理、調和、平穏、希望の色ですが、女性がスカイブルーの衣装を身にまとうと、男性のうちにある相手を保護しようとする紳士的な本性が引き出されるともいわれています。

 

赤色が情熱をかき立てるのに対して、青色はそれらを鎮めて落ち着かせます。
青色は鎮静の色であるといわれているので、暴力犯罪者や精神病患者の部屋に利用されることも多いです。

 

マイナス面においては、青を用い過ぎると意気を消沈させたり、健康な人をブルーな気分にさせることもありますが、青色と緑色を同時に用いると、芸術や音楽における最高レベルの才能や創造力を増幅させることができるといわれています。 

 

藍色(インディゴブルー)の特徴と効果

藍色は、青色と紫色のあいだに位置しています。
藍色の最もプラスな面は、理性と直感を結びつけ、鍛錬と創造力を結び付けます。 

また、人間の本性に潜む創造的な力と破壊的な力や、人間の代謝過程(異化作用と同化作用)や、変化と成長といった生来の法則を象徴しています。 

 

さらに、過去の失敗が将来の成功へと変化し、精神が挫折しつつも懸命な努力によってより高度な気づきへと飛躍し、難題が足掛かりとなって素晴らしい解決へと至る『ブレイクスルーポイント』をも象徴していると考えられています。

 

マイナス面としては、不振、精神的疲労、無駄骨などがありますが、藍色は、自然医術において古い毒素や老廃物を体内から放出して新しい組織のための空間をつくり出すことも考えられています。

 

紫色(パープル)の特徴と効果

紫色の最も高度な波動においては、善良なる動機、高尚なる霊的向上心、そして魂の高次な清めを象徴しているので、紫色のローブやマントは、昔から王位と霊的な権威の象徴として取り入れられています。


紫色は繁栄、富、豊饒と関連していて、人間の霊的な本性を刺激して、克己、より高度な創造の世界、高貴な気づきをもたらすといわれています。

マイナス面としては、俗物根性、偽り、偽りから生まれる欺きなどに対して心の準備が出来ていない人を当惑させることができます。 

 

白(ホワイト)の特徴と効果

白色は純粋を象徴していますが、宇宙レベルでの完全性も表しています。 

虹の全色が混ざることできるという点から、白色は調和も象徴しているといわれています。


白色光のパワーは、欺き、悪意、嫉妬、憎悪、羨望、暴力のような卑しい特性に染まっている人にとって耐え難いものと考えられていて、白色光は偉大なる研究的真理の啓示者とされています。

 

黒色(ブラック)の特徴と効果

黒色は光の欠如を象徴していますが、白色の反対色にあたるので、葬儀用のカーテンの色であり、生命の喪失または欠如も象徴しています。 

 

黒色はエネルギーや活力を吸収し、肉体的・精神的疲労を後に残すので、黒色の周りにあまり長くいると健康が失われる可能性があります。 

黒色の衣服は皮膚を通じた毒素の適切な排出を阻害するともいわれていて、暗いムードをかもし出します。

最大のマイナス面としては、人間の邪悪な側面を助長してしまうことで、犯罪傾向を引き出すと言われています。 

 

茶色(ブラウン)の特徴と効果

茶色の最大のプラス面は、肥沃、大地、乾燥材の強さを象徴していることですが、茶色は波動が遅く重々しいく地味な色で、マイナス面も多くあります。


マイナス面としては、異性を拒絶し、人間的な活力を滅し、生命力を打ち消し、腐敗と自然の滅亡という意味をもっています。 

茶色のすぐれた特性は、ユリやバラが長生きするといわれていて、美が生まれ出る泥池のような平面を象徴していることになりますが、茶色自体が美をあらわすことはありません。