ゴースト血管とは
血液が流れている血管ですが、最近ではゴースト血管とよばれるものが出てきました。
ゴーストというと、海外の映画を思い出してしまいますが、幽霊のように消えてしまう毛細血管のことをゴースト血管というそうです。
ゴースト血管は、血管がただ消えていくだけではなく、全身のあらゆる部分をむしばんでいきます。
最近では、認知症や骨粗しょう症などの病気を引き起こす原因にもなっていることが明らかになりました。
ゴースト血管になる原因
ゴースト血管を調べるには、特殊な装置(スコープ)でしか毛細血管を見ることができません。
健康診断で異常なしといわれてた人でも、この装置でゴースト血管を調べると、1割くらいの人がゴースト血管になっていたという結果も出ています。
ゴースト血管になるおもな原因は、生活習慣にあるといわれています。
生活習慣のなかでも「糖質の過剰摂取」は最大のリスクがあるといわれていますが、他にも高血圧や運動不足、そして睡眠不足がゴースト血管の原因になります。
ゴースト血管の改善方法
ゴースト血管になると、毛細血管からまわりの細胞に酸素や栄養が届かなくなってしまいます。
ゴースト血管のせいで酸素や栄養が届かなくなった細胞は死んでしまうので、健康や美容ににも影響が出てきます。
健康や美容にも悪いゴースト血管を改善するには、まずは糖質を摂りすぎないようにします。
引用︰オオツカ・プラスワン
糖質をまったく摂らないと、疲労感が抜けなかった、集中力がなくなったりするので、食物繊維と一緒に摂って糖の吸収をおだやかにしましょう。
食事はなるべく薄味にして、脂分の多い物は控えるようにします。
適度な運動を心がけて、睡眠不足にならないようしっかりと寝るようにしましょう。
ゴースト血管にはスキップ
現代人は便利な生活に慣れてしまっているので、どうしても運動不足になりがちです。
ちゃんとした運動をするのは難しいという人に、ゴースト血管を予防する簡単な方法はスキップになります。
ふくらはぎの筋肉を活発に動かすスキップをすると、全身の血の流れが良くなるので、ゴースト血管の予防になるそうです。
スキップは、1日3回(朝昼晩)それぞれ20回ずつ行うと効果があるといわれています。
もし、スキップができなかったり、他のことでゴースト血管を予防したい人は、立ったままで踵(かかと)を上げ下げするだけでも良いそうです。
ゴースト血管にはマッサージで対策
ゴースト血管になりやすいかどうかを調べるには特殊な装置が必要ですが、普段の生活習慣がちゃんとしていなければゴースト血管になっている可能性が高いです。
もし、自分がゴースト血管かもと思った人は、セルフマッサージで対策をしましょう。
長時間、しっかりとマッサージする必要はありません。
お風呂上がりに5分間だけでも大丈夫なので、毎日続けるとゴースト血管の改善がみられます。
引用︰ 太陽笑顔fufufu
ゴースト血管を予防するルイボスティー
ゴースト血管にならないためには、普段からルイボスティーを飲むと良いといわれています。
ルイボスティーを飲むだけなら、簡単にできますね。
ゴースト血管に効果があるといわれているのが、漢方薬のケイヒに含まれる成分になるそうです。
細胞レベルのはなしではケイヒに限らず、シナモンやヒハツ、ルイボスティーに含まれる成分でも効果が確認されているそうです。
ルイボスティーが苦手だという人は、シナモンティーでも良さそうですね。
ゴースト血管からの復活
ゴースト血管の調査によると、20代や30代の若い世代でも毛細血管がゴースト化していることがわかっているそうです。
もしゴースト血管になってしまったら、そこから元の血管に復活させることはできるのでしょうか。
ゴースト血管は、毛細血管の減少や劣化で起きるので、復活させるには血流を上げることが最大のカギになります。
毛細血管は、年齢を重ねていくと細胞同士が接着しにくくなります。
細胞同士がくっつかないことで血液が途中で漏れ出してしまい、毛細血管が劣化してしまうそうです。
この細胞同士をくっつけさせることができるのが血流で、細胞がくっつきあってくれると血液の漏れが防げます。
血液の漏れを防げると、健康な毛細血管を生み出すことができるので、ゴースト血管からの復活をとげることができるのです。